料理の基本の説明
お料理ビギナーさんにとって一番大切なのはレシピ本でも高価な調理器具でもありません。基本を知りよく守ることです。基本とは、大さじ・小さじ、カップ、グラムなどの容量を正確に量ることはもちろん、強火・弱火・オーブンで何度といった温度設定、何分間煮込む・冷やすという時間の決まりなど、レシピに記載されている内容をきちんと正確に再現することを意味します。とくに初心者の場合レシピ通りにやっているつもりでも、動作がもたついて材料を投入するタイミングが遅れたり、火加減をミスしたりしがちです。また最初からいきなりベテランのように目分量で適当に材料を入れてしまう人もいますが、これで失敗しないほうがおかしいでしょう。
レシピを守らない適当なやり方ではレシピ通りの物など完成しません。材料はしっかり正確に計量します。加熱や冷ます、休ませる、漬け込む、といったプロセスも正確に守ります。材料を投入する順番やタイミングをしっかりレシピ通りにやります。最初のうちは几帳面すぎるくらいレシピ通りを遵守してください。基礎をきちんを身につけないと、どんな人気の料理本を読んでもどんな高級食材を買っても失敗しやすくなります。逆にしっかり基本を覚えておきさせすれば応用やアレンジも自由自在、オリジナルレシピへの道だって開けます。